俺と柚那は病院に行くために電車にのった。
ま、もちろん回りからみたら俺1人。
こんなところで柚那としゃべったりしたら
俺はまわりからみたら変態になる。
だから人がたくさんいるところでは
俺たちはしゃべらないことにした。
・・・・・・
結局俺たちは一言もしゃべらずに
柚那がいる病院についた。
「・・・ねぇ、もうしゃべってもいい?」
沈黙にたえられないタイプの柚那が俺にいってきた。
柚那にすれば俺の家からここまでしゃべらなかったのは
すっごいすごいことなんだと思う。
『もうちょっとまてよ。ゆなの病室についたらいくらでもしゃべらせてやるよ』
「・・・わかった」
コンコンコンッ
俺は柚那がいる305号室のドアをたたいた。
「ねぇ、あたしの病室なんだから別にノックしなくてもよくない?」
『まわりからみたら、俺1人だっつーの』
「そっか・・・」
俺たちが病室に入ると、柚那がベットに寝ていた。
あたりまえだけど・・・。
そしてその横に、帰り支度をしている柚那のお母さんがいた。
「あ・・・ゆうきくん!お見舞いにきてくれたの?ありがとう」
『いえ。あ、おばさんもう帰るんですか?』
「ええ。家のこともいろいろしなくちゃいけないし・・・。あ、ゆうきくん、なんにもないけどゆっくりしてってね!じゃぁ」
『はい。ありがとうございます』
・・・・・・
よし、これで柚那と2人きりだ。
さて、今のうちにいろいろ調べて、
ためしてみなきゃなぁ・・・。